龍乃蔵の落慶法要で創作神楽を舞わせて頂きました💗

 9月29日に京都の猫猫寺がプロデュースする「龍乃蔵」の落慶法要があり、オリジナルの神楽舞を奉納させて頂きました。

 

 初めに自分だけのイメージで考えていたのはもっと勇壮な感じで、太鼓の力強い曲を探していたのですが、なかなか思ったものが見つからず、衣装もどうしようと悩んでました。

 

 であまりにも決まらないので、今回はどういう舞が求められているか?依頼して下さった方のオモイを先に立て辿る事にすると、色々な気付きのサインが舞い込んで来て、最終的には雅楽で巫女衣装という、正統派?でいく事に決めました。

 

 当日、生の白竜様の絵を拝見して、やっぱりこれで良かった!と再確認。

 

 表には出てこない力強さと共にアタタカイ慈愛が溢れる観音様のような白竜様だったのです。

 

 雲の上をご竜神と共にふわっと空気のように舞う心持で、練習の時のような気負いもなく、気持ちよく舞わせて頂きました。

 

 今回改めて思った事。オリジナル神楽の基礎として再現性のある型を創っていきたい!と。

 

 私は、踊りの振り付けを覚えるのが超苦手で、ベリーダンスは生徒さんには振り付けを創るけど、自分は即興のみ、というとちょっとカッコよく聞こえますが。。。事実は振り付けが覚えられない、致命的な記憶力の無さ( ;∀;)が原因です。

 

 でもこれから、もっと神楽を舞う機会を増やしていきたいし、私1人じゃなく、舞姫軍団を作って何人かで一緒に舞いたい!そうしたら、1人で舞うよりもっと楽しそう!そう楽しみ増殖の為です!

 

 そうすると私独りが勝手気まま(一応考えてるんですよ(-_-;))に舞うだけでは、再現性というか人に伝えられない!と心底のオモイが噴き出てきたのです。

 

 

 で、振り付けらしきものを作ってみて、自分自身が再現できるようにしてみました(≧▽≦)

 

 やれば出来るじゃん‼ っていうのは雅楽はリズムやメロディーがはっきりしているわけじゃなく混沌とした無秩序な感じの音の世界なので(それがまた面白い!)これはこうと動きを合わせるのが難しい(-_-;)

 

(私にとってはです、雅楽の事を物凄く勉強しているわけじゃないので、私の勝手な印象です)

 

 ベリーダンスでタブラの曲に身体を乗せたり、インド舞踊でステップを踏むのとは勝手が全然違うのです(≧▽≦) 

 

 

 で、左周りが先とか、鈴を3、5、7回の順番で鳴らすとか決り事を作り仕上げてみました。

 

 練習中はどっかで何時もズレたのですが、本番の時は、気持ちよく舞いに集中でき、雲中でご竜神と一緒にふわっと舞わせて頂いてる感に満たされておおらか~になってました。

 

 自分がこう踊りたい!この曲でこういう動きがしてみたい!という欲求が第一!

 でも、どんな風なイメージを持って神楽舞を楽しみにして下さっているのか?と人の喜びをまず考える(今回のような最初で最後の落慶法要の時にご依頼を受けるとか…)と、本当に自分のやりたい事だけを考えるより、もっともっと夢も希望も広がる感じ、インスピレーションを頂いている感じ、がありました。

 

 もちろんベリーダンスやインド舞踊を普通に踊る時も、喜んでもらえるようにと考えるのは当たり前です。でも、なんだがそういうのとはまた違って、今回は色々感慨深いものがありました。

 

 先達が創られた型に添う型稽古ではなく、自分で型を作っていくという事の大変さがまだ全く分かっていない私。

 だからある意味怖いモノ無し?で、オリジナルの神楽「九重渦芽神楽」を作りたいな~と大それた考えが日増しに大きくなっている今日この頃でした(#^.^#)


 あ、一緒に神楽舞(巫女舞)を舞ってみたい!と思われる方の登場を祈ってます(#^.^#)

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